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 噛み合わせの異常に関連して起こる様々な症状
 歯が欠損していたり、痛みがあるなどの歯科疾患がある場合は、当然正常な咬合咀嚼運動が行えないのは当然で、そのため長期間の噛み癖が起きるのです。その噛み癖は、歯の磨り減り(高さの低下)を起こすばかりでなく、歯周囲組織を破壊し歯周病の原因ともなっています(難治性歯周病)。
 また、噛み癖は聴力に直接影響することが分かり、左噛み癖の場合左聴力の低下、右噛みの場合右聴力の低下、さらに低い音が聞こえにくい所謂突発難聴と呼ばれる耳鼻咽喉科にて原因が特定されていない聴力低下は、奥歯での噛み癖に対応していることが次第に判明してきました。
 それらの聴力データなどをセンサーとして歯科治療を行うことで、噛み合わせの改善が聴力値の改善につながる、言い換えれば「良い噛み合わせは良い聴力値を示す」ということで、歯科の治療前後に良否の判定として、行うのです。
 センサーとする症状として数値化できるものは、首の回転角度・腕の拳上角度・姿勢・歩行機能など、されに写真による姿勢の変化・レントゲンによる歯槽骨の吸収程度(歯周病の改善)などを行います。





全身症状からみる噛み合わせ状態

  全 身 症 状 噛み合わせ状況
1.頭痛が起こりやすい左右噛み合わせ偏位
2.慢性的に肩こりがある左右噛み合わせ偏位
3.首から後頭部が張った感じがある 左右噛み合わせ偏位
4.時々、めまい、立ちくらみがおきる左右噛み合わせ偏位
前後噛み合わせ偏位
5.耳痛、耳閉塞感がある前後的噛み合わせ偏位
6.首が廻りにくくバックの運転がしにくい左右噛み合わせ偏位
7.40肩、50肩で腕が上がらない左右噛み合わせ偏位
左右噛み合わせ偏位
8.しばしば腰痛になる左右噛み合わせ偏位
9.ぎっくり腰になった左右噛み合わせ偏位
10.深呼吸をすると胸や背中が痛い前後噛み合わせ偏位
11.膝が痛く階段の上がり下がりが困難前後噛み合わせ偏位
左右噛み合わせ偏位
12.膝の関節が痛い前後噛み合わせ偏位
左右噛み合わせ偏位
13.上を向いて眠れない前後噛み合わせ偏位
左右噛み合わせ偏位
14.歩行時ふらつきを感じる前後噛み合わせ偏位
左右噛み合わせ偏位
15.耳鼻科に行って原因不明の(老人性または突発性難聴)と診断された前後噛み合わせ偏位
16.最近、ねこぜになってきている前後噛み合わせ偏位
17.最近、前の歯に隙間ができた前後噛み合わせ偏位
18.顎が外れやすい前後噛み合わせ偏位
左右噛み合わせ偏位
19.口を開ける時、関節部に音がする前後噛み合わせ偏位
左右噛み合わせ偏位
20.口を開ける時、関節部に痛みを感じる前後噛み合わせ偏位
左右噛み合わせ偏位
21.口を開ける時、関節部がひっかかり開けられない 前後噛み合わせ偏位
左右噛み合わせ偏位
22.全く口が開けられない前後噛み合わせ偏位
左右噛み合わせ偏位


ご来院から治療まで

まず症状をお聞きします
 現在感じている症状を、例えば、頭痛や肩こりはどの程度か、ものすごく痛い、とかの程度を自己申告していただきます。症状の程度として、自分でこれは我慢出来ないというのが3、そうでもないけど何となく感じるが1、その中間的なものを2とします。まったくないのは、0なので、4段階に分けることが出来ます。

 そのデータを最初に申告していただいて、噛める場所、噛めない場所を聴力計により診断し、疾患部位を特定し、歯がない人には、入れ歯を入れたり、歯がいたくて、噛めない人には、治療をしていただきます。グラグラな歯の状態の人には歯周病処置を行います。

治 療
 治療の基本は、バランスのよい噛める状態にもっていく治療を行っていきます。そして、両方で噛める状況を作っていきます。積極的に両方で噛めるようにします。
その時に、治療前、治療後の聴力を計っておきます。積極的に噛む前というのは、噛み過ぎている側の聴力が低下しています。右噛みの時は、右側の低下、左噛みのときは、左側の低下。それがバランスがよくなってくると、聴力値が均等化してきます。と同時に全身症状の低下が改善してきます。
 まずその時の症状をどこで噛んでいるかということを聴力計を使って、あるいは、オクルーザーという器械で、噛んでいる状態が右で噛んでいるか、左で噛んでいるか調べます。それの最大公約数的なところから判定をします。噛めないところを判定し、噛めないところの治療を行い、それで噛めるようにして、さらに計る。それで聴力が均衡化して、全身症状が改善していけば、ある程度治ったということになります。つまり、一般的には歯が痛いから歯医者に行き、痛みが消えた時点で治療が終わりということですが、長坂歯科では、かみ合わせ分析聴力メーターの聴力が均等化し、全身症状がなくなることで歯科治療の良否の判定の基準としております。

メインテナンス
 メインテナンスでは、咀嚼指導を行っていきます。その咀嚼指導で大事なことは、咀嚼というのは長年同じところで噛んでいるので、次のご飯を食べる時には、忘れています。忘れないために、いつも潜在意識の中に入るようにします。いつ咀嚼の練習をするかというと、ご飯を食べた後、必ず慣れるまでは噛んでない場所で噛むような練習を左右均等にします。こういう症状を持っている人は、ガムの噛み廻しが一番いいと思います。ガムは、一定のところで噛めますので、左の奥で10回、犬歯あたりで10回、こんどは右犬歯で10回、右奥で10回と、この4ヶ所で噛み回しをし続けると、自分で症状が減少しているのに気がつきます。その噛み方を続けていることによって全身の症状の再発を防げるということになります。
 治療を終えた後、もちろんお口の中を治療した後、むし歯がないか、これを診断するひとつの方法として、また、かみ合わせ分析聴力メーター で、聴力を計る。聴力を計って、異常に高ぶっている場所がある場合は、そこにむし歯があったり、そこで噛まない状態であったりします。またさらにそこから治療をしていくということになります。長い間の癖というものはそう簡単には抜けないので、新しい癖を作るということです。つまり、全体で噛む癖を作り、その新しく作った癖で、古い癖を消していくように努力をしていきます。それがメインテナンスの根幹になります。